2010.8.25     満月更新。   


ちょうどタイミングが合って、ひさしぶりの満月更新となりました。
今回は Silver 作品2点とNecklace 作品1点のお披露目です。

Largo は、珍しいプロセスで完成した作品です。
アームの方を先に進め、さてこの作品の石は・・・となったところで突如疑問符。
あまりにはっきり作品の感じが伝わってきていたので全く気にしていなかったのですが、
よく考えると、わかっているのは「真紅のガーネット」ということと
あとは言語化できない「こんな感じ」という感覚だけ。
手元の赤いガーネットを全部合わせてみてもぴんときません。
うーん、石は別に出逢うのかな?
でもこんなにはっきり伝わってくるのに・・・と思いながら
湯船に浸かっていると、突如箱のvision が。
お風呂から出た後でその箱を開けてみると
中からこのガーネットが出てきたのでした。
合わせてみると、この石しかない!というぴったりさ。
何も気にせずアームのパーツを仕上げた自分にびっくりするやら
作品の生まれる力とめぐりあわせに感心するやらの
ひとこまでした。

Le Papillon Bleu は、サファイアのあまりにきれいさに、
どうしてこれが写真で捉えられないんだろうと地団太を踏みそうになりました。
透明感と石の底からふわっと湧き上がるような光。
光の角度によっては、中に青い光の地平線が浮かび上がるようにも見えて・・・
手にされた方は、ぜひぜひいろんな光の下で眺めてみてください。

Millefiore は、祈りそのものの作品です。
Millefiore ― 千の花ということばを聞くと、いろんな思いが浮かびます。
その思いをひとことで言うならば、
可能性を、許すこと。
ただ1つの花を握り締めるのではなく、
腕を広げて、たくさんの花がありのままに咲くことをいとおしんであげてください。

それでは、作品をお楽しみください!


     2010.8.16     特別更新。   


毎日暑いですねー
6匹の猫たちが気ままにそこらじゅうに転がって寝ている今日この頃です。
この気温の中毛皮を着てちゃ、そりゃ暑いよね・・・

さて今回は、Silver 3作品が登場です。
この3作品は組だなーと感じて一緒のお披露目となったのですが
なにかとても漢前な作品群となりました。

Atlas は、時を経た地図そのもののターコイズの佇まいにもう一目惚れでした。
石の形といい、原石をカットし、磨いてくださった職人さんには
驚きの念を禁じえません。
このトルコ産のターコイズはもう1つあるので、
そちらがどんな作品となるのかも楽しみです。

緑   焔 は、グリーンガーネットの粋が くっきりと現れている作品です。
わたしにとってグリーンガーネットは開く石。
時に、うわあ助けてと思うほどの爆発力ですが、開かれた扉を見るといつも、
ああそうだ、これを望んでいたんだ!とはっと気がつきます。

Double Moon の 鮮烈な vision を見たときに
「ああ、ちゃんとここにも虹があるんだ」とくっきりと思いました。
思いがけず、頭に暖かな手をのせてもらったような気持ち。
漆黒の宇宙を背景に浮かぶ優しくも濃厚な虹色の揺らめきに
どんと背中を押してもらった気がします。

それでは、作品をお楽しみください!

     2010.8.3     特別更新。   


またもや、ほぼ1ヶ月ぶりの更新となりました。
その間、見に来てくださったみなさん、ありがとうございます!
今回は、Bracelet 7作品のお披露目です。

monado は、top のジャスパーを含め。
彫刻作品のような、古代の神殿のような。そんな佇まいの作品です。
個人的にこの作品で特に興味をひかれるのは
深い蒼に繋がれた、青を帯びたジャスパーと純白のオニキスの対比。
非常に謎めいた要素に満ちた作品ですが
手にされる方にとっては、どれもすでに旧知のカードだと思います。
すべてのゲームには複数の層がありますが、今回のゲームに関してはリプレイはありえません。
どうぞ存分に、そしてなによりも楽しんで、この日々をお過ごし下さい。

宇宙樹 は、1つ1つの要素が目が覚めるほどにはっきりとした作品です。
こういう構成は、準備はすべて整っており
残るはふさわしいタイミングを待っているだけということを示しています。
答えはすでにそこにあり、手にされるご自身もそのことは重々承知のはずです。
理由を探さないでください。
目指す場所の地図は、すでにあなたが持っているのですから。

with / within は、今回の複数の作品たちが持つテーマ、
「変容」についての作品です。
トパーズとアヴェンチュリンのストレートさ。
このテーマは、あなた人生において何度か繰り返されたものなのでしょう。
しかしそれは苛烈なものではありません。
そこにはすでに、あなた自身によってスポットライトが当たっているのですから。
誰かの絵を飾るのではなく、自分自身の絵を描いてください。

水面の月 は、上下でまっぷたつに分かれた面白い構成の作品です。
あなたがこの澄んだ輝きに惹かれるならば
それはもうすでに自分の内にあるということを感じてください。

because は、とても繊細で、同時にタフな作品です。
惹かれるひとは徹底して惹かれ、そうでないひとは全く関心を持てない。
そんなタイプの作品だと思います。
この作品の声が届いたなら、迷うことなく始めてください。

まほろば に関しては、ことばがいらないというか
手にされる方にはぱっとわかる作品です。
進む道に祝福あれ!
そこに咲き乱れるたくさんの花に、あなたが気づきますように。

それでは、作品をお楽しみください!


     2010.7.5     特別更新。   


おひさしぶりです!
1ヶ月以上間が開き、ひさしぶりの更新となりました。
その間、見に来てくださったみなさん、ありがとうございます!
今回は、Necklace 1作品、Silver 1作品のお披露目です。

Dream Map は、top に配したブルーカルセドニーが見せてくれた世界が展開して生まれた作品です。
お披露目ページにも記しましたが、なぜか、こういう
くにっとしたかたちのカルセドニーやオパールに弱いわたしです。
大好きな海の生き物たちにも通じる曲線美を感じるからでしょうか。

この作品は名前が示すように「眠り」「夢」「無意識」と
深いつながりを持っています。
データを集めたり、解析したりという形ではなく、
気楽なスケッチを眺めるように、夢に意識を向けてください。
時に夢は、すでにあなたが知っているけれど、それについてきちんと考えたことがなかったことを
びっくりするほど創造的な方法で目の前に見せてくれます。
深刻にならず、この経験と時間を楽しんでください。
すでにその種は健やかに育ち始めているのですから。

そして、スピカ
心惹かれる星の1つです。
タジキスタン産のアクアマリンと、スピカのイメージがぴったりと重なり
この作品が生まれました。
凛としていて、ぴんと高く澄んだ繊細な音を持っていて、
でもその一方で、あまりに高い基準で他を遠ざけてしまうところもあるようなそんな感覚。
孤高も1つの在り方ですが、案外、無邪気できらきらしたところもこっそり隠し持っていて、
そんな顔もまた、この作品を手にしてくださった方が楽しんでくださったらいいなと願っています。

それでは、作品をお楽しみください!

     2010.5.28     満月更新。   


満月ですね。
今回は、Necklace 1作品のお披露目です。

イナンナの舟 は、お披露目ページにも書きましたが、完成した作品を見た瞬間
もう宇宙船着陸の様子にしか見えませんでした。
なんというか、すごい作品が生まれてしまった・・・という気持ちです。

この作品が宿すエネルギーを魂の中に宿している方は、
目にするなり胸を締め付けられるような感情の高まりを経験するかもしれません。
それはまるで叙事詩のようで、でも同時に、その物語は涙を流して過去を追憶するためではなく、
未来の地図を描くために今紐解かれたのだと
この作品ははっきりと語っています。

このスギライトは石枠の基礎部分だけを作って手元に置き、数ヶ月眺めていた石です。
こうしたことは今までになかったことなのですが、
同時に仕入れた他の石も同じように「出番待ち」をしているのが面白いところです。
それぞれがふさわしい瞬間を見つけて形になってくれるのでしょう。
そしてその時は、もうすぐそこまで近づいているという予感があります。

さて今回はタイミングよく満月の直前に完成してくれたので(びっくりするような、当然なような)
満月更新となりましたが、引き続きしばらくの間不定期更新となります。
本当はもっと余裕を持ってお知らせできたらいいのですが、
「今だ!」という作品たちのサインには逆らえないので、
今回のようなゲリラ更新になってしまう可能性もあります。
更新時期はBBSにてお知らせしますので、時折覗いてみてくださいね。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、作品をお楽しみください!

     2010.5.14     新月更新。   


5月の新月がやってきました。
今回は、Bracelet 4作品のお披露目です。
アクアマリン、アメシストが活躍する新月となりました。

結 −むすび− は、この新月を象徴する作品です。
縁とは、一見どうにかなるように見えても無理がきかないもの。
自然に解かれ、結ばれていくものです。
これは、なにかを強引に繋いだりほどいたりするための作品ではなく、
たとえばなにかの理由で伸びることを妨げられていた蔓が
自然に健やかに天に向かって伸びていく助けとなるような
そんな作品です。

八咫烏 は、最近何度もサインが現れていて
そろそろかなと思ってので、この新月に形になってうれしかった作品です。
漆黒、紫、赤という強い配色。
しかし思いがけないほど軽やかさがあります。
神具のような佇まいの作品です。

天 河 は、とても澄んだ作品で、
触れていると、神域に身を置くことを許されたときのような敬虔な気持ちになります。
凛冽というよりは、静かに沁み入るような、そんな流れる水のエネルギーを持つ作品です。

天  鼓 は、以前にも同名の作品が生まれたことがあるのですが、
その作品とはまた違うエネルギーで興味深かったです。
さらさらしたエネルギーの流れ。
でもただ流れていくだけではない、その中にあるいい意味でのひっかかりが興味深く
それはまるで、水の雫が楽器を奏でているようです。

次回更新ですが、これからしばらくの間不定期更新となります。
更新時期はBBSにてお知らせしますので、時折覗いてみてくださいね。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、作品たちをお楽しみください!

     2010.4.24     特別更新。   


あっという間(文字通り)に特別更新の日がやってきました。

欠けている月が満ちている月へと向かうこの時期。
逆に言えば、新月でも満月でもない「特別」ではない時期ですが
不思議なほど印象深いエネルギーを感じます。
それは、空気中で凍り付いた細かな結晶がさらさらと綺麗な音を立てて流れているような
クリスマス・イブの前のような空気です。
この、成就の前を思わせる、思わせぶりかつ途中な
まるで階段に足をかけたばかりのようなエネルギーと
春の新芽が育っていく、野生的な芽吹きのエネルギーの狭間で
気持ちが揺さぶられることもあるかもしれません。
けれど今眼にしていることはすべてプロセス。
わたしたちはいまだ変容の最中におり、
まだまだ「動」の時間にいるのだということを忘れないでください。

さて、今回は、Bracelet 作品4作品、Silver 作品1作品、計5作品のお披露目です。

Seeded は、オパール、黒檀と前回の Ombra / Luce とのつながりも感じます。
異なる存在同士の交点。
そして、コントロールを超えた場所にある創造。
このふたつは、これからの夏にかけての時期の大きなテーマです。

Sun Flare は、静かに燃えさかっているような作品。
良い/悪い、有用/無用を1つの物差しで測るのは、単純で、ある意味楽なことです。
でも、この作品に描かれているのは、そのラインを越えた場所。
個人的にとても惹かれる作品です。

天 鈴 は、上方へと勢い良く向かうエネルギーであると同時に、
しっかり大地との繋がりも持つ作品です。
それは、天の御柱のイメージ。
ゴール以外は無なのではなく、流れ続ける河の中にも答えはあり続けるのです。

時の環 は、手にされる方には道の先に、あるいは手の中に、すでに見えていた光でしょう。
カイヤナイトもラブラドライトもぴかぴかと輝いて
雨上がりの初々しい若葉を思わせる輝かしさです。

glow には生まれ初めた命に対するような畏敬の念を感じます。
Holy そして Flagile というふたつのことばが浮かんできます。
この輝きをどなたが受け取ってくださるのか、とても楽しみにしています。

次回更新は新月の日、5月14日です。
こんなに寒いと、5月の半ばがどんな気候なのか想像するのが難しいですが
きっともう夏を感じさせる日もあるくらい暖かい・・・はずですよね。

そして、お休みのお知らせです。
月あかり工房は5月2日から8日までお休みとさせて頂きます。
この期間内もご注文頂けますが、発送、BBSとメールの返信等はお休みとなります。
どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、作品たちをお楽しみください!

     2010.4.14     新月更新。   


新月の日がやってきました。
牡羊座の新月です。

この新月には、とても面白いエネルギーを感じます。
今まで「これがわたし」と思いながらも、どこか疑問や居心地の悪さを感じていた衣装を
すぱっと脱ぎ捨てて、本当に着たいものを見つけに行く・・・そんな感覚です。
この、違和感を感じながらずっとそのままになっていたものが、魂の本道を見つける方向に向かうというのは
これからの1年を通して続いていく流れになるのだと思います。
そういう意味でThe Sign はとても「今」な作品だと言えるでしょう。
いかに流行っているかとか、いかに他の人の評価が高いかということよりも
自分自身がいかに心地よいか、ぴったりくるかということの方が大切になってくるのだと思います。

さて、今回は、Bracelet 作品3作品、Silver 作品2作品のお披露目です。

花曇り は、個人的にとても好きな作品です。
このグレーアゲートとクンツァイトの組み合わせは、厳しく、優しい。
溶け合わず、それぞれが個として立ちながら、寄り添っている。
そんな印象はそのままこの作品が持っているものに繋がっていると思います。

Ombra / Luce は、出来上がってまずその軽やかさに驚きました。
まだ混沌の中にいるよ!という方もいるかもしれませんが、それすらも道の1つなのだなあと
この軽やかさに触れていると自然に納得します。
時を味方にすべく生きている者にとって
間違った道、無駄な道というものはないのでしょう。

La voce della luna は、
1粒の種の中にぎっしりといろんな花の種が入っているような、そんな厚みのある重層的なエネルギーの作品です。
シンプルで繊細な構成の中に詰まっている物語の豊かさは、触れているだけでどきどきします。
ただし、この作品との出会いに性急さは禁物。
手にされた方は、あせることなく、どうぞそっと語り合うようにこの作品との日々をお過ごください。

The Sign は、「すでに始まっている変化のかたち」です。
だから、大切なことはふたつ。
魂の声に耳をふさがないこと。
自分に正直になること。
このふたつは、もうすでに自分自身の中にある答えに辿り着くための
なによりのガイドになってくれると思います。

sanctuary はとても優しい作品です。
慈雨ということばを思います。
これはきっと、わたしたちが、わたしたち自身にあげたいのに、あげることが出来ずにいる
そんな種類の優しさなのでしょう。

それでは、次回更新についてです。
次の満月は4月28日なのですが、次回の更新日は変則的に4月24日となります。
そして、5月2日から8日までお休みさせて頂きます。
この期間は、発送、BBS、メールの返信等もお休みとなります。

5月第一回目の更新は新月の日、5月14日です。
どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、作品たちをお楽しみください!

     2010.3.30     満月更新。   


3月2度目の満月です。
今回は、Bracelet 作品1作品、Silver 作品1作品、Poesia 2作品、計4作品のお披露目です。

水      蛇 は、この満月に向けて、1番最初に生まれた作品です。
このアクティノライト in クォーツのルースは、尊敬する研磨師さんの作品。
水の気に満ちた石の中の世界は雄大で、文字通り吸引力に満ちています。
個人的にとても好きな作品です。

The Lady of the Moon は、ただもうひたすら美しい作品です。
このオレゴンオパールという石は、いつ見ても上界の光がホログラムのように投影されているかのようで
手で触れることが出来ることの方が不思議に思えます。
このオパールは、当たる光の角度によっては
ちらちらと赤や緑の断片がかすめるように見えることがあるのも不思議で、
夢中になってその輝きに見入るうちに
ペンライト片手に時を忘れてしまったことでした。

そして、NereÏdes TNereÏdes U
深いつながりを持ち、それでいてその内に独自の光を宿す2つのサファイア。
どうして今ここにこのリングたちが生まれたのか、
その縁が不思議なようでもあり、心の奥底では納得しているようでもあり・・・
どなたのもとにお嫁入りするのか、とても楽しみな海の姉妹のリングです。

次回更新は4月14日の新月、午前0時です。
それでは、作品たちをお楽しみください!

     2010.3.16     新月更新。   


新月の日がやってきました。
力強い、大きな潮が生み出すさざなみを感じます。
今回は、Bracelet 作品10作品のお披露目です。

Dance of the Dusk は、月あかり工房で作品を作り始めた頃、
その姿はあったけれども、完成には何かが足りなくて、そのままになっていた作品です。
その作品が時間を越えて、こうして誕生したことに感動を覚えます。
ずっとあたためていた卵が孵った、そんな気持ちです。

Dewbow は、夢の中で見た姿がそのままこの世界に在るような
そんな驚きを感じる作品です。
プレナイト、アクアマリン、トパーズ。
それぞれの石のハーモニーが生み出す危ういようでゆるぎない存在感が、
作品名の Dewbow ― 露虹のように、美しく、稀な作品です。

Down the Rabbit-Hole は、「曇り空の下、駆け抜ける鮮やかな赤」という
不思議なイメージから生まれた作品です。
遊びのある石の並びと形の変化が楽しい、
個人的にとても好きな作品です。

Listening のきっぱりした構成は、Button のすっきりした感覚と似ていますが、
この作品は、より内面を照らすように形作られています。
外界が内界を映し出すなら、逆もまた真なり。
答えは、どこにあるかというよりも、何を見るかということにかかっているのだと思います。

Gioia が描くのは、黄葉の美しさと若葉の美しさが同時にある稀有な風景。
ここにあるのは、どんどん動いているプロセス。
これから先の落葉の季節を思ってうなだれているにはあまりにももったいない、
「今」の中にいてこそ受け取れる贈り物です。

Switch は、カチカチと動く時計の秒針のような
規則正しい、ある種メカニカルな美を持っています。
濃紺のサファイアには、宝石質のものとはまた違う、深い森のような美しさがあり
ミルキークォーツの上方に向かうエネルギーとピクチャージャスパーの風と共に
面白いエネルギーの環を形作っています。
自らの時間と場所を耕す季節にいる方にとても力になってくれる作品だと思います。

Flare は、もう格好いいとしか言いようのない作品です。
この格好良さは、たぶんご自身では気づいていらっしゃらないと思いますが
持ち手となる方の格好良さに呼応するものなのでしょう。
ジェットの黒は暖かみのある黒で、たとえばぴーんと響くような冷たさが美しい
ブラックスピネルとは全く違う黒。
ワインの一滴のようなガーネットの赤と共に魅力的な世界を生み出しています。

Fortune は、軽やかな中に必要十分なエッセンスが込められた作品です。
この削ぎ落とされた美しさは、この作品を手にされる方がこれから立つ場所と繋がっているのでしょう。
一語にすべてが込められた、そんな印象の作品です。

桜   雲 は、とても優しい、静謐な作品です。
その目が閉ざされることのないように、
そっと光を放ちながら寄り添ってくれる作品です。

Button は、なんというか、個人的にすごくよくわかる
とても親しみを感じる構成の作品です。
繋ぐものでもあり、留めるものでもあるボタン。
すとんと心の中に入ってくる作品です。

次回更新は1月に続き2度目のブルームーンとなる、3月30日の満月午前0時です。
それでは、作品たちをお楽しみください!

     2010.3.1     満月更新。   


3月が、そして満月の日が来ました!
今回、Bracelet 作品1作品、Necklace 作品2作品、Silver 1作品、計4作品のお披露目です。

は、すごくくっきりと日本の神様を感じる作品です。
こんなにはっきりと伝わってくるのにお名前がわからないことが興味深いですが
この作品の場合、おそらく名を示す必要がなかったのかもしれません。
いずれにせよ、手にされる方はこの神様とのご縁をお持ちの方に違いないのですから。

貝の見る夢 は、このレインボーアンモナイトを手にした瞬間に
わたしの中に生まれた作品です。
形になるのが待ちきれなかったほどで、今回こうして無事誕生したのが嬉しくてなりません。
この作品の要となっているのは、ずっと大事にしてきた美しいラリマー。
空でもあり、海でもあるこの光が旅立つことは少しさみしいですが
この作品を手にしてくださる方のもとでより輝きを増してくれることでしょう。

Raven は、ソリッドでいながら、
不思議なほどの色っぽさを併せ持つ作品です。
レイヴンは、魔女=賢女との繋がりも深い鳥。
その漆黒の下には、追いやられたいにしえの神々の息吹が
賢さと、一匙のユーモアと共に今も息づいています。


そして、blooming
このサファイアに優しさを感じるのは、その柔らかな桜色のせいだけではないと思います。
人は、己の内にあるものを外界に見るのだと思います。
もしなにかが輝いて見えるとしたら、
それはそのまま、あなたの中にも負けない輝きがあるということを意味しているのです。

次回更新は3月16日の新月、午前0時です。
それでは、作品たちをお楽しみください!

     2010.2.14     新月更新。   


新月ですね。
今回、Bracelet 作品3作品、Necklace 作品1作品、Poesia 1作品、計5作品のお披露目です。

は、とても明快。
くっきりとした鮮明なメッセージとエネルギーを持つ作品です。
手にされる方は、見た瞬間に自分のための作品だとわかるはずです。
通常シリコンゴム作品のリサイズはお受けしておりませんが、
この作品に限ってはご希望の場合リサイズさせていただきます。
なぜかはわたしにもわからないのですが、そうした方がいいと感じますので・・・
メッセージ欄にてご希望の全長、もしくは手首サイズをお伝えください。

双子の神 は、それとは逆に、とても謎めいた作品。
その名はくっきりとしているけれど、なぜ「双子の神」なのかはわたし自身にも明かされていません。
7つの円形の鏡というイメージもはっきりしているけれど、それが示すものはわからないまま。
この名も、その構成も、持ち手となる方の魂の記憶に繋がるサインなのかもしれません。

The Pulsating Star は、この新月に最後にかたちになった作品です。
The Pulsating Star とは脈動星のこと。
前作パルス に続き、ここでもPulse ということばが出てきますが
今という時間の、波が盛り上がり、沈み、また盛り上がるようなエネルギーの動きとも無縁ではないのでしょう。
この作品のヒマラヤクォーツが「怖いほど輝いている」と感じる方がいらっしゃいましたら
この輝きこそあなたの魂に眠る光だと思ってください。
受けとめることが出来るその瞬間が来たならば、きっとこの輝きは
親しく、いとおしくさえある光へと変わって見えるに違いありません。

木花之佐久夜毘売に続いて 大国主神 が作品として誕生したことは
思いがけないことでびっくりしましたが、
大国主神はわたし自身ご縁が深い神様で、とてもうれしかったです。
どっしりと安定感のある作品ですが、光が放射されているようで、
明るさ、陽気さ、暖かさを感じます。
この作品も木花之佐久夜毘売 と同じくことばがいらない作品だと感じます。
どなたのもとにお嫁入りするのか楽しみにしています。

そして、Angel whispering
この石に出逢ったとき、業者さんが水に浸したときの変化を実際に見せてくださって
もう1も2もなく仕入れました。
灯のともったようなこの輝きはどうでしょう。
半透明の中に遊色が躍る普段の姿もとても美しいです。
この作品は、自然のスピリットたちとの結びつきを強く感じます。
手にされるのは、植物や自然を愛される方なのかもしれませんね。

次回更新は3月1日の満月、午前0時です。
それでは、作品たちをお楽しみください!

     2010.1.30     満月更新。   


1月2度目の満月です。
このブルームーンは、Bracelet 作品1作品、Silver 作品3作品計4作品のお披露目です。

今回の4作品は、これまでの作品群と違う文法で語られています。
大きな波がゆっくりと来るように、THE KEY たちが生み出しつつある波を最近感じています。
この満月の作品群も、その波が呼び起こした新しい風たちなのでしょうか?

パルス は、静かですが、ゆっくり開いていく
大輪の睡蓮のような犯し難い高貴さを感じます。
どこにフォーカスするかというのは、今の時間の中でとても大切なこと。
盲目の蜜に逃避するのではなく、目をふさいだかりそめの闇夜に動けなくなるのではなく。
不動の壁ではなく、
常に動き続けているけれど、それゆえにゆるぎない場所を選んでいきたいと思うのです。

Beyond the Night は、この満月に向けてとても強い引きを感じて形になった作品です。
朝が来る、ただそれだけのことですら、信じることが難しい時間。
でも。
この作品は、土の中で眠る球根が時を得て芽を出すように
夜を越えるためのこの時間が、磨き、育てていく輝きたちへのエールなのだと思います。

Aries は、すました顔も見せるけど、じゃじゃ馬。
でもそれは同時に、制御とこぎれいにまとめられた四角の羅列を越えるための
力を感じさせてくれます。
自分で選ぶことを贈り物と感じさせてくれる生命の力。
それを再び思い出させてくれる作品だと思います。

そして、木花之佐久夜毘売
わたしはスピリットたちの多くを、こうした幾何学的なパターンとして見ます。
これは、スピリットたちがそういう形をしているということではなく
(正確には彼らは、この3次元でいう「かたち」を持たないので)
これはわたし自身が理解しやすいように無意識に行っている「翻訳」なのです。
その「翻訳」は自分だけにわかる、ある種の言語に似ています。
とはいえ、説明が難しいのですが、時には幾層も次元の異なる存在たちですので
2次元や3次元のかたちには、なかなか置き換えられずにいたのです。
なのにこの満月でこれほどすんなりと
これほどそのままに作品として出現(と表現するのが1番ぴったりきます)するなんて、びっくりです。
どなたのもとにお嫁入りするのか、楽しみにしています。

次回更新は2月14日の新月、午前0時です。
それでは、作品たちをお楽しみください!

     2010.1.14     新月更新。   


2010年ですねー!
年が明けて最初の更新の今日は、Bracelet 作品1作品、Necklace 作品2作品、Poesia 1点、計4作品のお披露目です。

今回の4作品は、作ってみてびっくりという作品群。
使われている石たちも作品の構成も、去年の末には思ってもみなかった顔ぶれ。
いまさらながら、作ってみないとわからないものだなあと実感しました。

Whirling Vortex は、アイオライトの新しい顔の鮮やかさが、はっと印象に残った作品です。
わたしたちが触れられる場所、居られる時間は常に「今」しかありません。
日々の中で見失ってしまいがちなこの当たり前で大切なことを、
この作品は思い出させつづけてくれるように思います。

SUN の三角オブシディアンはずっと手元にいてくれた石。
思い出深いマウイでのJaneAnn Dow のワークショップのときに出逢ったこの石が
どんな作品になるのかなあとは思っていたけれど、まさかこの構成になるとは!
スターサンストーンとの組み合わせはぐらぐらするほどパワフルで、
すごい幕開けだあと思ったことでした。

RIVER のボルダーオパールも、長く傍にいてくれた石です。
ハウライト、ピクチャージャスパー、ターコイズの組み合わせは
ぱっと見えたときには不思議に思いましたが、組んでみると納得でした。
このオパールの、ラメのようなまばゆい遊色と落ち着いたマットな母岩との組み合わせが
なんとも魅力的です。

Dance of Fire のサンストーンは、今回激しいまでに力強くアピールしてきた石。
この石は、なんと言ってもスーパーノヴァのような輝きが素晴らしく
宇宙心をたいそう刺激されます。
同じく宇宙心を持つ方のもとにお嫁入りするのでしょうか。
それにしても、1つの更新で2つのサンストーンが現れたのはおそらく初めて。
どちらの石も、それぞれ違うかたちで「未知の場所に突入!」という感覚と、
そのブレイクスルーの先にある喜びを表現しているように感じます。


次回更新は1月30日の満月です。
今月は1ヶ月に2度満月があるんですね。
ブルームーンで始まる1年。
どんな年になるのでしょう!

それでは、作品たちをお楽しみください!

     2009.12.16     新月更新。   


早いもので、2009年の更新も最後となりました。
新月の今日は、Bracelet 作品1作品、Necklace 作品1作品、Silver 作品2点、Poesia 1点、計5作品のお披露目です。

Inner Light のカメオと出逢った瞬間は、文字通り息がとまりました。
高価でしたが、迷いは全くありませんでした。
この作品については、なによりもその名がすべてを語っているように思います。
これははるか彼方を通り過ぎる、手の届かないどこか遠くの光などではないのだと。
この名自体が大きな祝福なのだと、わたしにはそう思えてならないのです。

久遠 を見ると、昇華ということばを思います。
この光の前にはことばがないというか、本当はたぶん、この作品に関しては作品ページすらもいらなくて
手にされる方にとっては写真だけでもう十分だったのではないかなと思います。

星舟 は、とても気持ちを揺さぶられる作品です。
懐かしく、それでいて未知のまぶしい光もあり・・・
それは、種子というのは、決してそれを生み出した存在のコピーなどではなく、
可能性というものをいっぱいに詰め込んだ新しい命だからなのでしょう。

hear / here にも、「種子」、そして「境界」という象徴が現われています。
このトルマリンがなんといっても魅力的で、この作品をお迎えしてくださる方には
なによりもこの石自身がいろいろなことを伝えてくれると思います。

パピヨン は5作品の中で最後に生まれた作品。
新月まであと1日というところで生まれたこの作品は、境界をも自由に軽やかに越えていく存在を体現しています。
これはそのままこれからやってくる時間を示唆するサインのようで、
どこにも属さない光が織り成す時間を楽しみに待ちたいと思います。

さあ、今回を持ちまして2009年の更新は終了です。
見に来てくださったみなさま、
作品をお迎えくださったみなさま、
沢山のヘルプをくださった現世の方々とそれ以外の方々、
目に見える方も見えない方も
1年間大変お世話になりました。
どうもありがとうございました!
2010年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、これからの予定ですが、
12月25日23時に0番のTHE KEY の受付が終了、
12月26日から1月6日まで年末年始のお休みを頂く予定です。

この期間は発送作業もお休みさせていただきます。
お休みの期間もカートは作動しておりますので、在庫のある作品はご注文頂けますが
メールでのご連絡は遅れてしまうかと思います。
ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

新年最初の満月は1月1日(!)で、この日はお休みを頂きますので、
2010年最初の更新は1月15日の新月となります。

それでは、作品たちをお楽しみください!

     2009.12.2     満月更新。   


12月最後の満月の日がやってきました。
今回は、Special 作品1作品、Bracelet 作品5作品、計6作品のお披露目です。

まずは、Bracelet の5作品。

最初の作品、Couronne
ふっと降りてきた「これは祝祭の日。」ということばを記しましたが、
本当にそうとしか言いようがない、たとえばピニャータが割れる瞬間のような、
成就、と、はじまり、を一緒に感じるような作品です。

Aqua Benedicta は、本当にこんなパワフルな作品をかたちにしてしまっていいのだろうか・・・
という気持ちになった作品で、しかもまだ発展途上というギフトつきです。
でもこれは、たとえば破壊のようなエネルギーとは全く違う、
たとえていうならば、見たこともない大きな大きなくす玉やつぼみのようなイメージ。
どのような方が咲かせてくださるのか、楽しみにしています。

Black Eye は本当に格好いい作品!
身軽に歩き出す者そのものの作品です。

語り部 では、非常に不思議な世界が展開しています。
一見妖精的ですが、美しいリクトライトが加わることで、未知のエネルギーが生まれています。
もしかするとこれは、手にされる方にはすでに親しく馴染み深い世界なのかもしれません。

サーカス は、しゅわしゅわと笑顔が溢れるようで、もう見ているだけでしあわせな気持ちになります。
どこか、「陽気な聖母子像」のイメージも感じられる作品です。

そして「THE KEY」。

0番のTHE KEY をこうしたかたちでお披露目することになったことは、
非常に思いがけないことでした。
どうやらこのTHE KEY は、最初から最後まで、わたしを驚かせてくれるようです。

この作品を作っている間ずっと、「金色の光と流れる水」のイメージがありました。
これはわたしにとって、聖母マリア、そしてルルドの泉を思うときに浮かぶイメージでもあります。
そのこともあって、作品のご注文の締め切りを、12月25日23時とさせていただきました。
限定10作品の製作ですので、もしもご注文数がこの数を越えた場合は抽選とさせて頂きます。
ご注文メールにも記載いたしますが、ページよりご注文を頂いた時点ではまだ仮のご注文で
12月25日23時以降にお送りするメールが正式な受注のメールとなりますので
それまではどうぞ御入金なさらないようお願いいたします。

タロットカードの「愚者」のカードがそうであるように、
この0番の鍵は、1つのサイクルを終え、次のサイクルを迎える者の
成熟した老練な到達者としての像と、
未熟だけれど勇敢な冒険者としての像を同時に内包しているように思います。
どうぞ、あなたの旅が豊かなものとなりますように。

そうそう。
今年のクリスマス・プレゼントは、ルルドの泉の水で作られたルルド・パスティーユというお菓子に決めました。
これも、0番の鍵をイメージしてのこと・・・
12月25日までの間に月あかり工房の作品をお迎え頂いた方には、
こちらのお菓子を送らせていただきますね。

さて次回の新月更新は、12月16日の新月更新です。
これが今年最後の更新となります。
また、12月26日から1月6日まで年末年始のお休みを頂く予定です。

それでは、作品たちをお楽しみください!

     2009.11.17     新月更新。   


新月の日がやってきました。
今回は、Bracelet 作品1作品、Necklace 作品1作品、Silver 作品1作品、計3作品のお披露目です。

今回の作品たちは、新月の鋭さと同時に、
不思議なことに満月の持つ 「丸さ」 も併せ持っています。
ただ単に2つの側面があるというだけではなく、
陰陽のマークのように、互いのうちに互いがある、そんな印象です。

たとえばわたしにとってスピネルは非常にパワフルで切り込んでくるような鋭さがある石なのですが、
桜 風 では、その鋭さが、鋭さは残しつつも、繊細さやこまやかさにも変換されています。

NGC 7293 では逆に、一見おっとりした優しい表情の下に
何本ものぴんと張りつめた糸のような、冴え冴えしたテンションを宿しています。

月 刻 は、このレムリアンジェイドとネックレス部分の色とかたちの対比が
そのままこのふたつの相反する要素を暗示しています。

来年半ば以降ぐらいから 「融合」 という流れが来るのではないかとこのところ感じていて、
この新月の作品群が宿すものも、そこに向かって吹く風の1つのあらわれなのでしょう。
この融合とは、1+1=2というよりも、1+1が全く異なった新しい1を生むような、そんな時間です。
そのためにも今は、個々の 「1」 を見出し、磨く時間です。
霧があるから見なくてもいい、ではなく、霧があるからこそ
目を凝らすことを学ぶという側面もあります。
一見何気ないようでいて実は重要なカードが多い今という時を楽しみたいと思います。

さて次回の満月更新は、12月2日午前0時です。
その次が12月16日の新月更新で、これで2009年の更新は最後となります。

それから、ちょっと気が早いですが来年1月のお知らせをしますと、
新年最初の満月は1月1日(!)で、この日はお休みを頂きますので、
2010年最初の更新は1月15日の新月となります。

それでは、作品たちをお楽しみください!

     2009.11.11     特別更新。   


満月更新の2回目、11並びのこの日、最後の11の鍵が登場です。
これで、この3ヶ月に渡って生まれてきた33の鍵たちのすべてが完成しました。

33というのは、これまで形にしてきた作品群の中でも最高の数。
THE KEY を製作する時間は、そのまま、
自分がいかに多くのサポートを受けているかを 驚きと共に知る時間でした。
たくさんのギフトを贈り続けてくれた、有形無形の存在たちに
ただただ深く深く感謝。

もう今は気持ちがいっぱいで、ことばというものがあまり思い浮かばないのですが
この THE KEY は、今この瞬間のわたしと、今この瞬間のあなたが、
今この瞬間に存在してくれたからこその作品です。
知識や情報ではなく、どうぞ、ご自分の直感の声、心の声を信頼してください。

さて次回の新月更新は、6日後の11月17日午前0時です。
なにか毎週更新している気がしますが、気のせいかもしれません。

それでは、作品たちをお楽しみください!

     2009.11.3     満月更新。   


もう11月なんてびっくりの今日この頃です。
この満月は、Bracelet 作品2作品、Silver 1作品のお披露目となりました。

この満月の数日前くらいから、幾冊もの面白い本のページが次々と開かれているような
高揚した空気が流れ始めているのを感じます。
勢いがつきすぎてのうっかりミスや暴走に注意という側面もありますが、
このスピード感と次々異なる層が開いていく感じに乗れれば
すごく面白い地点に到着するだろうという手ごたえがあります。
本棚に隣同士に並べておいても、本同士の内容が交じり合うことはありませんし、
もしそんなことになれば、内容がいっそう興味深くなるどころか意味不明になるだけでしょう。
でも、本は、「読み手」という存在を得ることによって
単に1つになるどころか、新しいものを生み出す苗床となることすら出来ます。
もちろんこれには、「読み手」にその本に対する興味と、それだけのキャパシティーがあることが条件です。
そういう意味では、これまでの時間でどれだけ自分を耕してきたかが
生かされる時間と言えるかもしれません。

さて、今回の作品たちです。
これは前回の作品群からも感じたことですが、
見ていると、懐かしい糸たちが新しい布を織り上げているという感覚が伝わってきます。
どんどん進んでいく時間の中、1本1本の糸たちもすでに以前とは同じ顔ではなく、
それはきっと、手にするわたしたち自身も大きく変わっているからなのでしょう。

月光花 を手にされる方は、今は霧の中を歩いているようでも
あの時ほんの数歩先に探していたものはあったのだと、きっとしばらく後の時間で気がつかれることでしょう。
この作品は、「あきらめないで。探していたものの始まりは、もう、すぐそこにあるよ。」という1つの声なのです。

翠   玉 のメッセージは、もうはっきりくっきり記されていますので、
手にされる方にお伝えしたいことはただ1つ。
「その樹のみどりは、ほんとうに美しいですよ。」

The Blue Eye Of Moon は、3作品の中で1番最初に生まれた作品です。
結晶の形状からか、これまでいくつかのカイヤナイトから「剣」のイメージを感じてきました。
このカイヤナイト・キャッツアイもその1つです。
この剣は、もうすでに役割を終えた古いヴェールを取り払い、
もうすでに持ち手の方の目には映っているものを、本当の意味で「見る」ことができるように
ここに在るのだと思えるのです。

次回は、

11月11日午前0時

に最後の THE KEY 11作品のお披露目があります。
引き続き製作期間に入るため、今回お披露目の作品たちの発送は、

11月13日

以降とさせて頂きます。

ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、作品たちをお楽しみください!


     2009.10.17     新月更新。   


新月の日となりました。
今回は、silver 作品2作品、Necklace 作品 1作品がお披露目です。

BBSの方で、3作品ともStellarium シリーズの作品だとお知らせしたのですが、
リーディングしてみたところ、Necklace 作品の 木の音 は、
Stellarium シリーズとは違う・・・というか、
Stellarium の another version のエネルギーを持っていることがわかりました。
そのため、 はじまりの意味を込めて、" Stellarium zero - " という名を冠した作品となりました。

Stellarium は、たとえて言えば、箱庭の中に大きな宇宙があるような作品群。
触れると、小さな世界の中に巨大な世界が現れている感覚があるのです。
そのため、エネルギーを読むときには、目を凝らすような、
2つの焦点が同時にそこに在るのを捉えるような、そんな独特の感覚があるのですが、
木の音 は、その気配を残しつつも、外に向けてさーっと空気が開いていく、
内と外が溶け合おうとしている直前の勢いを感じます。
Stellarium シリーズも、新しい時間の中で多様性を持ち始めているのでしょうか。
非常に興味深いです。

Stellarium - VisionStellarium - Troubadour は、懐かしいようでいて、これもまた新しいエネルギーを持つ作品たちでした。
澄んだ空気と安定感のある光。
でもそこにもまた、新しく始まろうとするものたちの息吹が感じられます。
芽吹く石、という言葉はおかしく聞こえるでしょうか?
でもまさにそういう、始まりを迎えた石たちを抱く作品たちです。

このところ、いくつもの芽たちが芽吹いているのを感じています。
いまのところその成長のスピードはまちまちで、脈絡なく並ぶいくつものはじまりに困惑している方もいるでしょう。
けれど今始まりを迎えている事柄たちは、一見全く違うように見えても
やがては1つの大樹を育てる大きな力となる芽たち。
だから、これから来年の春分ぐらいまでは
これまでどれだけ自分自身を耕してきたか、今どれだけ耕しているか、が
鮮やかに現れ出る時期となります。
だから今こそ、どうぞご自分をいっそう愛してあげてください。
五感を豊かに(できれば第六感も!)、普通の、何気ないように見える日々を楽しんでください。
そして、起きることを、柔軟に、ゆるやかに、思いがけないことも笑って受けとめてください。
そういう方こそが、この時間を、
単に乗り越えるどころか、素晴らしい贈り物として過ごせるのですから。

さて次回は満月更新、11月3日午前0時です。
この満月では、最後の11の鍵が登場です。
この鍵たちも、前回と同じく2回に分けてのお披露目となる気がしますが
詳細はまた、BBSでお知らせいたしますね。

それでは、作品たちをお楽しみください!

     2009.10.11     特別更新。   


満月更新の2回目、下弦の月の日の更新です。
今回は、special 作品の THE KEY が5作品がお披露目です。
BBS でもお知らせしましたが、最初にアナウンスしましたインクルージョン・トパーズは
姉妹作品が1週間後の新月更新に登場する関係で、一緒に新月のお披露目となりました。

今回のTHE KEY は1週間前の6作品と同じグループとはとても思えない顔ぶれ。
ハロウィーンっぽい色合いも、前回の暁の空のグラデーションとは全く違いますね。
非常にソリッドで、時の層の深い部分とつながりを持つ作品たち。
それぞれのバチカンの図形も秘教的な要素を強く感じます。

今という時間の中で感じるのは、いくつもの糸が離れつつあるということ。
それも、2本とか3本とかいう単位ではなく、糸の束が離れていく感覚。
これは場合によっては、自己と同一視しているほどのなにかからの卒業を意味します。
それは別に悲しいことではなく、むしろ稀有なギフト。
「自分」というエネルギーシステムに取り込んでしまったものは
もう手放す時期が来ても、無意識のうちにしがみついて手放せなくなってしまうことがあります。
その見えないブロックが取り除かれるのが、今という時間なのです。
これは単純に縁の切れ目を意味する訳でもありません。
旧知の人々との馴れ合いの関係が、1つの出来事をきっかけに
全く違う切り口のフレッシュなものになったという方もいるでしょう。
まさに「鍵を開ける」時間ならではの魔法の1つと言えます。

さて次回の新月更新は、1週間後の10月18日午前0時です。
なにか毎週更新している気がしますが、気のせいでしょうか。

それでは、作品たちをお楽しみください!

     2009.10.3     満月更新。   


わたし個人の体感としましては、まさしくあっという間に満月となりました。
今回は、special 作品の THE KEY が6作品、silver 1作品のお披露目です。

このTHE KEY は創り手としてもとても謎の多い作品群で、
新しいサイクルに入ってからも、それは変わらず。
進みつつ地図を描いているような感覚があります。

前回の鍵、V、X、Z、\、]Tがまだ旅立っていないのも興味深いところ。
なんでしょうね、このきれいな数字の配列は・・・
全部奇数というあたりも意味深。
首をひねりつつも、それぞれのタイミングで旅立つのだろうなあと
そ知らぬ顔できらきら輝いている彼らを眺めています。

さて、今回の「セカンドサイクル」バージョン。
彼らには独自の共通項があることはわかっていたのですが、
それが何なのかはわからないまま製作に入ると
1つ1つ異なる独自の記号、不可視のサインとでも言うべきvision が見え始めました。
そのため、このサイクルの作品群は、バチカンに文字ではなく、
それぞれの作品を象徴した図柄が入っているデザインになっています。

このTHE KEY たちは、1つ製作するとその日の体力残量がエンプティになるほど
とてもやる気に満ち満ちた大回転な作品群なので、
きっと MOON EYE では心優しいムーンストーンが慰めてくれると思いきや
ぜんぜんまったくそんなことはなく、
こちらもなんかもうやる気に満ちた、音もなく連続大車輪をしているような作品でした。
手が切れそうなほどソリッドな雰囲気をまとうことが多い新月作品たちに比べ、
満月作品って、もっとこう穏やかかつ温和な雰囲気のひとたちだったような気がするのですが、
気のせいだったのでしょうか。

さて、お知らせしましたとおり(日付を間違えてしまってごめんなさい)、1週間後の下弦の月の日、

10月11日午前0時

に2回目の満月作品のお披露目があります。
引き続き製作期間に入るため、今回お披露目の作品たちの発送は、

10月12日

以降とさせて頂きます。

ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、作品たちをお楽しみください!


     2009.9.21     お知らせ!   


☆日付に間違いがあったので、訂正しました。
すみません!

次回満月の更新についてお知らせです。
予想以上に作品数が多いので、変則的に2回に分けて更新することにしました。

1回目 10月5日午前0時 →10月4日午前0時 満月の日
2回目 1週間後の10月12日午前0時 →10月11日午前0時  下弦の月の日

です。
この回の満月作品の発送は、10月12日より行う予定です。

どうぞよろしくお願いいたします。


     2009.9.19     新月更新   


月が巡り、新月がやってきました。

今回は3つのNecklace 作品をお披露目です。

このところ、荒い砂も細かい砂も一緒くたに
だーっと砂時計の中に流れこもうとしているような勢いを感じます。
カオス、という見方も出来ますが、
普段並び立たないものが隣同士にいる稀有な機会、と見ることも出来ます。
いつもは普通に触れていたものになかなか手が届かない!ということもあるかもしれませんが、
そのかわりに、
普段は到底触ることなど出来なかったものに触れることが出来る時期でもあります。

さて、今回の作品たちですが、
どれも、作っていて言葉がないというか、
まさかこうくるとは。まじですか。という感じだった作品たちです。
共通して円のモチーフが繰り返されていますが、
個人的にはこの円たちに、
水底から明るい空に向けて上昇していく水泡のイメージが重なります。

Night Bird は、その青の広がりに胸を突かれた作品です。
突き抜け方が思い切っていて、
これまで天井だと思っていた部分のもっともっと先に心を届かせてくれるような
そんな衝撃があった作品です。
アズライト、マラカイト、ラピスラズリのコンビネーションは、
すごく惹かれて春分の頃に海外から取り寄せたルースで、
秋分も近づいたこの新月にカタチになってくれたことに
なにかようやく手紙を受け取れたような、そんな気持ちでいます。


The river of ... は、すごくはっきりしたサインを発していて、
持ち手になる方にはすぐにそれとわかることでしょう。
とても存在感のあるこのラリマーを使うことはわかっていましたが
一緒に使われる石がなんなのかはわからず、
わからないままにラリマー部分を作り上げました。
そうしたら組み合わせるべき石やモチーフが一瞬にしてはっきりして、
完成へと至った作品です。
最後が・・・の作品名というのも珍しいですが、
お嫁入りもしないうちからすでに
「その方のもの」であるという感覚が明確だったので、
「答え」はいらないな、というか、きっと
ご自分が見出されるに違いないという安心感と共に、最後を・・・で終えました。

Planet Rise では、まさかこの2つの石が組み合わさるとは思いませんでした。
二重写しで2つの映画のタイトルがどーんと出る、みたいな感じになったらどうしようかと思いましたが、
かたちにしてみたらベクトルは不思議なことに同じ方向になったので、ちゃんと1つの作品となり、
ただその爆発力は十倍くらいになった、という作品です。
個人的にとても惹かれますが、
同時に自分はまだここまで届いていないという感覚もはっきりしていて、
この作品をどんな方がお迎えくださるのか、大変楽しみです。
この作品で使ったブラックスターダイオプサイドは、中心に2つの十字の星が出ることがあります。
手にされた方は、ぜひいろんな角度から眺めてみてください。

さて、今度の更新は、10月4日の満月です。
「セカンドサイクル」バージョンの Key 11個+リング作品たちという構成が今かなりくっきりと見えていますが、
実際問題、間に合うんでしょうか。
かなりどきどきです。

それでは、作品たちをお楽しみください!


     2009.9.5     満月更新   


夏休みを挟み、1ヶ月ぶりの更新です。
今回はSpecial 作品11作品のお披露目となりました。
100年以上前のアンティークの鍵から形を起こした、
ペンダントヘッドのシリーズです。

創り手であるわたし自身にも、まだまだわからないことの多い『THE KEY』。
3回の満月に分けて、それぞれ11作品ずつ、計33作品をお披露目する
という不思議な手順にも意味があるようですし、
3、11、33という数字も意味深長。
それに続く今年最後の12月の満月にも、なにかが用意されているようで、
それが何なのか、今からどきどきします。

今回最初の11作品を形にして感じたのは、
この作品群はそれぞれ独立した作品であると同時に、
全体として1つの旅の形を描き出しているということ。
そして、鍵は、開くこと、閉じることの2つの力を持っていますが、
この作品たちは、閉じ、隠すためにではなく、勇気を持って開くためにこそ
今かたちとなったのだと感じます。
この後どのような物語が現れていくのでしょうか。

BBSにも書かせて頂きましたが、この33作品には、
お1人に1作品、というルールを設けさせていただきました。
出来るだけたくさんの扉を開く、というこの作品群の意志を尊重したことと、
1つの作品と向き合って頂きたいという願いがあったからです。
それは、ひいては、自分自身という小宇宙を旅することなのですから。

『鍵』というのは、いにしえからの力ある象徴です。
ローマ教皇の紋章にも、「天の国の鍵」を象徴する、
交差した金と銀の鍵が描かれています。
しかし同時に鍵は、『開くべきもの』『開くという意図』が揃ったときにだけ
その力を示すという特徴をも併せ持っています。
きっとこの鍵たちは、その2つを持つ方たちのもとへと旅立っていくのでしょう。

そしてメールをくださったみなさんにお知らせです。
この夏少し体調を崩し、お返事が遅れています。
順番にお返事をお送りしていますので、どうぞ今少しお待ちくださいませ。

次回の更新は、9月19日の新月です。
新月にはどんな作品が生まれるのでしょうか。

それでは、作品たちをお楽しみください!


     2009.8.6     満月更新   


月が丸くなり、満月の更新がやってきました。

今回は5作品をお披露目です。
特に意図したわけではないのですが、
前回黒い作品が目立っていたのに対し、今回は白や透明な印象を持つ作品が中心です。

今の時期は、拡大鏡で何かを見る時のように、
1つのことが必要以上にクローズアップされてしまいがちです。
ある事柄の側面の一部にだけ注目してしまったり、
短い期間で「もうだめだ!」と決めつけてしまったり、
1つの出来事が実際以上に大問題に思えて重大に考えすぎてしまったり、
「完璧じゃなければゼロだ!」と思ってしまったり。
深呼吸をして気持ちを落ち着けて、
少し引いて俯瞰して、
長いタームで見ることを心がけた方がいい時期かもしれません。
これは、6月の新月くらいから出てきた「拡大」という動きにまだ慣れていないわたしたちが
急に度の強い眼鏡をかけたみたいにくらくらしてしまって
その傾向が一時的に特殊な形で出ているのかもしれないという気がします。


さて、今回の作品たちですが、
どれも、これから開く宝箱のような、
まだまだ今は小手調べというような気配を感じる作品たちです。

Dew のオパールと 木漏れ日 のアパタイトは、
どちらも手元で暖めてきた秘蔵の石たち。
こうして作品になる日がやってきたことを嬉しく思いつつも、
「ふたりも一緒にお嫁に行っちゃうの?!」
と衝撃を受けたりもする親?心だったりもします。
どちらも、妖精的だったり、天の元素の気配を強く宿していたり、
振動が細やかで速いというか、この世界の外の存在というか、
すぐわたしたちの横にある別の世界である異界に扉が開いている作品たちです。


I will には、お守りのイメージがあります。
なにかを叶えてもらうためのそれではなく、
自分の信じていることや、大切にしていることを心に描き続けるためのお守り。
それは、自分だけのマイルストーンとして見上げる小さな星のような、
そんな存在なのかもしれません。

I wish のカラーレススピネルはもう、
おかしな表現ですが、この手の切れそうな光の強さにやられました。
カラーレススピネルってこんな石だったんですね!
これまでに手にしたことはあるのに、なんだか劇的にその佇まいを知ってしまった
そんな作品です。
わたしのもとに来てくれたらなあと思っていたのですが
お嫁入り先が決まっているようで、きっぱり断られました。
これは比喩ではなく、作品を作る方には結構わかって頂ける気がするのですが、
自分のもとに来てくれる作品ではない場合は、
一目瞭然ではっきりわかるものなのです。
この作品を迎えてくださる方を、いいなあ、うらやましいなあと思うと同時に、
この澄んだ刃のような光を迎えられる方はすごいなあという尊敬の気持ちがあります。

Oratio は、柔らかく優しい光が放たれている作品です。
前回、パールという存在の奥行きと魅力を知ってから、この祈りの形に結実したことは
わたしにとってとても自然なかたちでした。
聖母マリアは、ステラ・マリス(海の星)という尊称を持ちます。
体内にある痛みを涙が凝ったような美しい白珠とするという真珠の成り立ちもまた、
聖なる母である聖母マリアに呼応するように思います。

さて、次回の新月は夏休みを頂く関係でお休みとなり、
今度の更新は、9月5日の満月です。
9月ですって!
ずうっと先のような気がしていましたが、きっとすぐそこなのですね。

それでは、作品たちをお楽しみください!


     2009.7.22     新月更新   


新月の日がやってきました。
あいにくのお天気ですが、日食の時間までに雲が晴れてくれるといいですね。
実は先にプラネタリウムでこの皆既日食の仮想体験をしているのですが
でもやっぱり実際にはどうなるかが見たいです。

先の満月からこの新月に掛けては、「静かなカオス」状態だったという方も多いのではないでしょうか。
最初は何気ないようで、次第にその下で大きな渦が巻き始めている・・・
でもそれは、そこから目指すものの「芽」を出すための、
土を耕したり、雑草を抜いたり、畝を立てたりという準備の過程。
まだ花も実も、それどころか芽自体すら見えていない今は
なんでこんな大変なこと?と思ってしまいますが、
ここでしっかりやっておくことは決して無駄にならないどころか
いわば1粒10万倍というような、とても「お得」な時間なのだと思います。

さて、今回お披露目となるのは6作品です。
黒い石を多く使った作品がこれだけの数生まれるのはひさしぶりで
とても新鮮でした。

Orbit は、懐かしいものが新しい切り口で出てくるのを見るような、
そんな驚きに満たされた作品でした。
この突き抜けた感じがとても好きで、
これからのトリックスターはこんなすごいことになっちゃうのか・・・と
唖然半分、感動半分でした。


Southern Cross は、もうこのペリドットのクロスが
激しく激しく手を振ってアピールしていた作品です。
今回の宇宙連作シリーズの最初に生まれた作品でもあります。
ペリドットという石は、表の顔と裏の顔を併せ持っていて、
実は結構底知れない石だよなあといつも思います。
とてもはっきりとした「今」のサインを感じた作品でもありました。

Meteor Storm は、激しい名前ですが、静かな面持ちの作品です。
きっとこの作品の "激しさ" は、目に見えるすぐにわかるものではなくて
奥深くどこまでも響いていく共鳴のような激しさなのでしょう。
個と集団というテーマを感じる作品です。

Spinning Star は、完成して手に取ると、とてもはっきりハワイのエネルギーを感じて驚きました。
マウイのハナのジャングルをドライブしていたときに感じたものともよく似ています。
じゃあ、まっさきに「これ!」と選んだあの銀の留め具の葉は、
ポリネシアの大切な食べ物であるタロ芋の葉っぱ?
なぜここでハワイというテーマが現れたのかわたしにはわかりませんが、
持ち手の方が島々とのご縁をお持ちなのかもしれませんね。
Orbit と共にこの構成も予想もしなかったもので、最初
テクタイトにパールなんて!とパールの身の上を心配しました。
ところがびっくりしたことに、作品が組みあがってみると
パールは気圧されるどころか、堂々とこの作品のコアになっていました。
真珠は、涙にたとえられることもあります。
でもいろんな波を越えてきたゆえの強さをも体現する存在なのだと教えてくれた作品でした。

Crescendo は、ただもう大好きな作品です。
もともととてもうつくしかったグリーンムーンストーンがどんどん輝きを増していくようすを見ていると
神聖な存在の顕現を見ているようで、身動きできませんでした。
実際の輝きを写真では捉えることが出来ず、残念です。
手にされた方は、ぜひぜひいろんな光のもとでその輝きを感じてみてください。

Voyager は、懐かしいような、新鮮なような、
いつまでも見入っていたくなる作品です。
今回は、予想もしなかった石たちからのアピール続きで、
このパイライト in クォーツも、この新月に登場するとは思っていなかった石でした。
このルースのカットと石自身の持っているものがとてもよく共鳴して
浮遊感を生み出しています。
わたしのところに来てくれたらいいなあと思ったのですが
お嫁入りしたい方がいるとのことですので、
手にされた方はどうぞ存分に愛でてあげてくださいね。

次回更新は、8月6日の満月、午前0時です。
もう夏まっさかりでしょうね。
勉強したいこともあるし、この新月から満月の間は、
もうちょっといろいろゆとりが出来るといいなあと思っています。

それでは、作品たちをお楽しみください!


     2009.7.7     満月更新   


今日は満月、そして月食だそうですね。
半影部分月食なので肉眼での確認は難しいそうですが、
七夕、満月、月食という重なりに
スイッチオンの高揚した気配を感じます。

今回は5作品をお披露目です。
このところずっとそうでしたが、
今回も水の気をまとう作品たちが勢ぞろいしています。
2つが組になった作品が2つ、
その頂点にはあの石が、ということに対する思いもあるのですが、
やはり1番目が行くのは、このブルーオパールの多さです。

5つのうち、ブルーオパールが使われている作品が3作品。
しかもどれも素晴らしいクォリティの石たちです。
これほど1つの石たちが1つの更新の中で登場することは珍しく、興味を惹かれます。

今回使ったブルーオパールたちからは
「ストップしていたものが動き出す」
という共通のエッセンスを感じます。
その止まっていた理由は様々ですが、印象的だったのはその理由よりも
持ち手の方自身はあまり気づいていなかったり、
自分の成し遂げたことを評価していなかったりするけれど、
本当は、過去のある1点から今という時間の間、高い山への登山に似た
1歩1歩刻み込むような歩みがあったのだなあという感動でした。

登ろうとして山の頂上に立ったなら、
「やったー!ばんざーい!」
という喜びが溢れることでしょうが、
やむをえず、あるいはたくまずしてそこへと至った場合には、
喜びよりもむしろ、一気に視点が上になったことによって
これまでの自分の小ささや至らなさ、
あるいは、これからの道のりの困難さで頭がいっぱいになってしまうこともあるのではないかと思います。
でも、ブルーオパールの中心にあるのはまぎれもない喜びのエッセンス。
これまでいろいろあったにしろ、
そしてこれからいろいろあるにしろ、
今はもっと喜んでいいのだと思うのです。
そこから開けていくものもきっとあるはずです。

Stream TStream U は、構成はほとんど同じなのに
意外なほどしっかりと個の表情を持つ作品たちです。
この、新しい表情を持つジラソルたちとブルーオパールたちの組み合わせは非常に面白く、
曼荼羅のような、世界の中にさらに世界があり、
全体としても大きな世界の一部となっているという
ダイナミズムを感じます。
ブルーオパールという「環」の中に、
「扉」あるいは「鍵」としてのジラソルがあるという構成もまた
意味があることだったなあと感じます。

Natura のブルーオパールは、しばらく前からひそかにアピールしてきていた方でした。
それがかちっと鍵が噛み合うように作品になったのがまさか今回だなんて
という驚きと衝撃を覚えます。
なんというか、上手に誘導されて、すとんとはまったような気分です。
一見にこにこと温和そうでいて、
いざ扉が開けば豹変してものすごくパワフルになりそうなこのブルーオパールが
どなたのもとに行くのか、とても楽しみです。

Flow TFlow U の描き出すもう1つの側面は、
古いエネルギーが新しいエネルギーに変換される瞬間。
たとえて言うならばずっしりと重そうに見えていた礎石が、急に軽やかに転がりだしたような驚き。
寿命を終えた1つの星の終焉が、多くの新しい星たちを生み出すように
大きな視点から見ればエネルギーには古いも新しいもなく、
そしてまた今という時代では、古代においては魔術であったこの転換が
見事なまでの軽やかさで起きうる時間なのだなあと実感したことでした。

次回更新は、7月22日の新月、午前0時です。
こちらもなかなかにすごい転換点になりそうなポイントで、わくわくします。
そしてきっとその頃にはもう夏まっさかりですね。
このところ大好きなチューベローズを部屋中に活けて楽しんでいますが
まだまだこの花の季節が続くのがうれしいです。

それでは、作品たちをお楽しみください!


     2009.6.22     新月更新   


新月の日がやってきました。

先の満月からこの新月に掛けては、「やらなければならないこと」を一気に片付けて
忙しいながらも充実した日々でしたが、みなさんはどんな時間を過ごされましたか?

さて、今回お披露目となるのは4作品です。
新しい風を感じると同時に、この風は突然なにもないところから吹き始めたのではなく
これまでの時間の中で深く培われたものが現れ出たのだと感じます。

FireWater は、春分の頃から姿が見えていたのだけれど、
なかなか形にすることが出来なかった作品たちでした。
それでも、ワックスの原型作りや鋳造作業、ロウ付けなどを、間が空きつつも少しずつ進め、
ちょうど夏至の日に形になってくれたというのは、意味深いことだと感じます。
どちらの作品も、はじまりのための作品だと感じます。
「完全さ」を探し続けるよりも、
欠けたところも、足りないところもすべて受け止めて進むための、
しっかりと地を踏みしめる足音を感じる作品たちです。

は、水に惹かれるわたしの心を映すかのように
水由来のモチーフが散りばめられた作品です。
初めてつけてみたときに、泣きたいような懐かしい気持ちが溢れてきて、
こんなに強いきもちが、これまで心のどこに隠れていたのだろうかと不思議になりました。
指で輝く銀の貝は、手にされた方にどのような物語を語るのでしょうか。

Silver Rain は、大好きな石、クリアトパーズの輝きを見ているだけで
創り手であるわたし自身がしあわせになってしまう作品です。
仕入れの時、外国の業者さんが「クリアトパーズはこれでぜんぶ・・・」と
何本ものビーズの連を持ってきてくださったのですが、わたしの目はその後ろの、
ただ1本だけあったこのビーズの連に釘付け。
「あれはクリアトパーズではありませんか?」と訊いてみると
「まあ!そうよ!どうしてわたしが見つけられなかったのに、あなたが見つけられたの?」と
びっくりされたのでした。

次回更新は、7月7日の満月、午前0時です。
もうじき夏がやってくるのですね。
夏薔薇、そして大好きなチューベローズの季節がやってくるのを
心待ちにしています。

それでは、作品たちをお楽しみください!


     2009.6.8     満月   


IE 以外のブラウザで、top のアニメーションが表示されない現象を修正しました。

以下のブラウザで動作確認しました。

Windows Google Chrome
Windows Firefox 3.0
Windows Firefox 2.0
Windows Firefox 1.5
Windows Firefox 1.0
Windows Opera 9.2
Windows Opera 8.0

Macintosh Safari 2.0
Macintosh Opera 9.2
Macintosh Camino1.5
Macintosh Seamonkey1.1

もしもまだ正常に表示されていないという方がいらっしゃいましたら、BBSかメールで
ご利用のブラウザを教えて頂けるとありがたいです。



     2009.6.8     満月更新   


満月の日がやってきました。

リニューアル後の初めての更新は、
仕事部屋も引越して作業環境も変わり、ホームページも新しくなり
初めて尽くしとなりました。

今回はお披露目となるのは5作品。
オパール、クリアトパーズ、アクアマリンと
全体として水、そして月の気に満ちた作品群となりました。

今回の作品群の中のもう1つの隠された要素としては
「時」
が挙げられるでしょう。

時は、河や砂時計など、
「流れ、去っていくもの」
としての象徴で表わされることがある一方で
ウロボロスの蛇のような、
「永遠に巡り、循環し続けるもの」
として表現されることもあります。

今この時間の中では、ちょっと不思議なほど、後者の要素がより強く現れています。
過ぎ去った時が、まったく新しい姿を持って目の前に現れる瞬間に立ち会われる方が
多くいらっしゃるのではと思います。

さて今回の作品たちですが、
どれもとても輪郭がくっきりとした作品たちです。

Tethys は、休暇前からその姿は見えていたのに、
なかなか形に出来ずにいた作品です。
これを形にするためには、今という時間が必要だったのでしょう。
この満月というよりも、もっと先の時間にリンクしている、
個人的にも非常に意味深い作品です。

Naiad は、そのどこか硬質で、透明なうつくしさに惹かれます。
水というと、みずみずしく優雅な曲線が思い浮かびますが、
この張り詰め、凛とした世界もまた、
水の持つ要素の1つであると思います。
手がしびれるほど冷たい泉の水や、まるでそこにないかのような透明さの氷のように。

Watermark は、柔らかな色の組み合わせが印象的な作品ですが、
触れてみると、その精緻さ、ゆるぎなさに注意が向かいます。
水の要素を持つ作品の多くが孕むゆるやかさの中に、不可視のラインがまっすぐに通っているのです。
それはまるで、水滴に糸を通して1つのしっかりとした線を作り出しているような
不思議な感覚です。
これまでの作品の中で、こうした要素を持った作品は見たことがありません。
わたしたちは新しい時間に向かおうとしているのだなと
あらためて感じた作品でした。

White Maiden は、わたしの中に非常にはっきりと像を結んで生まれました。
まさに今という瞬間に生まれることを選んだ作品です。
オレゴンオパールの持つ、この世界ともう1つの世界に同時に遍在している感覚。
ムーンストーンのゆっくりと円を描いて広がっていくエネルギー。
ハーキマーダイヤモンドの小さな爆発を思わせるパワフルなスパーク。
その3つが一体となって、高速で移動する飛行体の持つ安定感とでも言うような
独特のバランスの取れた感覚をもたらしています。

Hidden Goddess は、とても力強いものを内包しつつも、
同時に、生まれたての卵のような作品だと感じます。
この作品のこれから、は持ち手の方にゆだねられているのでしょう。
この作品が完成したときに伝わってきた、地中からようやく顔を出し、
陽光の下で新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んでいるかのような、
「開放」 の感覚はとても鮮やかなものでした。
長い間閉じられていた扉が開いたかのような
100% の 「Yes!」 の感覚。
それはまるで長い眠りから覚めたような瞬間でした。

次回更新は、6月23日の新月、午前0時です。
現在、いくつか形になりつつある作品があるので、
その完成形がどうなるか、わたし自身とても楽しみにしています。

それでは、作品たちをお楽しみください!


     2009.6.3  


HPをリニューアルしました。